アシュタンガヨガの最大の特徴は

動きと順番が決まっている

ということだと思います

通常ヨガのレッスンを受けると

毎回同じポーズを同じ流れで続けるという事は無いと思います

動きが決まっている

というと、何だか慣れてしまって

退屈になりそうな感じがするかたもいるかも知れませんね

そこで、今日は

何故、アシュタンガヨガの動きも順番も決まっているのか?

というお話をしていきたいと思います

太陽礼拝から始まり

スタンディング、シッティングに繋がり

フルプライマリーシリーズに突入していき更にその後

更に難易度の高いステージが続きますが

 

実は、すべての動きに相互関係があります

そのもっとも土台となる動きが

『太陽礼拝』

です。

太陽礼拝の中に、すべてのポーズに繋がる基礎となる体の使い方が

詰まっています

そう見ると、なんとなく流しがちな太陽礼拝が如何に大事かがわかります。

私も太陽礼拝はとても大切に練習しています。

ただ手を上にあげるのも

お腹を引き上げて、胸を引き上げて

逆に下半身は下に伸ばし

どれだけ体を上下に伸ばせるか

という練習になります。

前屈ではお腹の引き込み

アップドッグは、後屈の練習

ダウンドッグは呼吸の通し方や、お腹の引き上げ、肩の力を抜く練習

そんな事が出来るシステムがたくさん詰まっています。

流してしまえばただの、一連の動きなのですが

意識することでどれだけでも深めていけます。

 

そして、意識して動いた結果

朝の10分の太陽礼拝でも

体は十分締まっていくのです♪

 

ですので、もし

『初めてだけどアシュタンガヨガをやってみたい』

という方のプライベートレッスンでは、

太陽礼拝を中心に勧めさせて頂きます。

たくさんの気づきが詰まっている太陽礼拝を一緒にやってみましょう♪

 

 

3日前に行ったレッスンで今までになく

下腹に力を入れる意識が明確になり

この感覚をもっと定着させる為に

日常の場面で常にこのお腹を作ろう

という実験をしています。

イメージとしては

下っ腹の真ん中から斜め下に重りをぐっと差し込むようなイメージ

全体に力を入れるというより

ど真ん中に丸い鉄のボールを押し込むイメージ

それをするとどうなるか。。。

日常生活で姿勢が崩れません^^

腰が立つので楽に背が伸びます

でも、これが出来る様になるまでにはやはり

今までずっとお腹に意識を向けながらの練習があってこそ

その積み重ねがあって、やっと今日常でもそれを

使ってみようという流れが自分の中にできたのだと思います

だから、例えばこの話を

一年前に聞いてやったとしても

今の様には出来なかったし、いまいち効果にも繋がらなく

ただやみくもにやってみた

というだけの結果だったかもしれません

そして

この3日間のお腹意識の効果は。。。

今日のアシュタンガのレッスンで確実に出ました

めちゃめちゃ体が軽い!!

どのポーズをとってても体の余分の力が入らないので

汗の量も減っているし、疲労感もあまりない

これって、初めての経験かも♪

今までも、お腹の引き上げを使って

という言葉は何度も聞いていたけど

これほどまでに、お腹を使う事で

ポーズに対する感覚が違うとは驚きでした

これは、やはり自分で実感するしかないですね^^

そして、この経験は

更に明日からのお腹意識の感覚を強化してくれました

実はわたし、左右の肩の高さが違うのも何とかしたいので

これを続けてもしかしたらこの問題も解決するかもと実験中なので

これもまた、様子見ながらやっていきます

 
ヨガの重要な要素として

”呼吸”

があります。

アシュタンガヨガやパワー系、動きを連続で行うビンヤサなどでは

『ウジャイ呼吸』

という呼吸に合わせて動きます。

この呼吸は初め難しく感じるかもしれませんが

繰り返し行う事で、だんだん呼吸が深めていけると思います。

この呼吸に合わせて動けるようになると

体が伸ばす、ねじる、前屈などと言った動作を

やりやすくなります。

そして何よりお腹が締まります^^

バランス系のポーズもこの呼吸と、バンダ

お腹の引き上げ(ウジャイ呼吸が出来ないと引きあがらない)

で行う事になるので

ウジャイ呼吸はとても重要なものになります

ですが、何人も集まるレッスンでは

なかなかじっくり時間をかけづらいのが現状です

今回は、そんなウジャイ呼吸のポイントと

練習方法を動画にしています

もちろん、プライベートレッスンでもご希望があればやらせて頂きます♪

 

 

アシュタンガヨガというと

日本での知名度がまだまだ低いかもしれません^^;

西洋ではとてもポピュラーなヨガのスタイルで

パワーヨガもこのスタイルが基になっています

ヨガをやったことの無い人は全く聞いたこともないと思います

ヨガをやっている人でも

アシュタンガヨガを知らない人もいると思います。

ですので、ここでアシュタンガヨガの流れを

まず、

太陽礼拝から始めます

・太陽礼拝A×5回

・太陽礼拝B×5回
(時間の関係で3回になっているスタジオも有ります)

これが準備運動になります

ここで、エンジンを駆け体を温めて動きやすくします

それが終わってからポーズが連続します

まずはスタンディングから

立位の前屈(パーダーングシュターサナ)
・Aのポーズ
・Bのポーズ

・三角のポーズ(ウッティダ・トリコーナーサナ)
・ねじった三角のポーズ(パリブリッタ・トリコーナーサナ)

・体側を伸ばすポーズ(ウッティタ・パールシュヴァコーナーサナ)
・体側をねじるポーズ(パリブリッタ・パールシュヴァコーナーサナ)

足を開いた立位の前屈(プラサリータ・パードッタナーサナ)
・Aのポーズ
・Bのポーズ
・Cのポーズ
・Dのポーズ

・足を前後に開いた前屈(パールシュヴォーッターナーサナ)

・立位で片足を上げるポーズ(ウッティタ・ハスタ・パーダングシュターサナ)

・片足の立位の前屈(アルダ・バッタ・パドモーッターナーサナ)

・空気椅子のポーズ(ウトィカターサナ)

英雄のポーズ(ヴィーラバドラーサナ)
・Aのポーズ
・Bのポーズ

ここまでがスタンディングポーズです

これが初級レベル(ハーフプライマリー)の半分

この後にシッティング(座位)が11ポーズ程続き

最後に仕上げのポーズで

・後屈のポーズ(ブリッジ)

・肩立ちのポーズが7ポーズ

・頭立ちのポーズ

・蓮華座で行うポーズが3ポーズ

最後に太陽礼拝を1回流して

ハーフプライマリーが終了です

ハーフと着くだけあって、もちろんフルバージョンもあります

そしてその後には、2,3,4,5,6

と更に続きがあり

練習に終わりがない

言い方を変えると、いつまでも練習が出来るスタイルです

と書き出してみると、なかなか激しいですよね^^;

どんだけポーズをとるんだ!

立位のポーズも初級レベルと言っても

通常のハタヨガなどでは、中級以上のポーズだし。。

と思われるかもしれません

確かに、ただやみくもにやれと言われて出来る量でもないかもしれません

ですが、このヨガの流れの意味を知っていくと

アシュタンガに挑戦したくなるかもしれません

それは次回から書いていきます

つづく