見栄を張ると怪我をする??!

2、3か月続いていた坐骨周辺の怪我も

大分落ち着いてきまして

アシュタンガのシッティングのポーズも

呼吸に乗せて深めることが出来る様になってきました

怪我のお蔭で気づきや、見直すポイントも多く

怪我をする前よりも、お腹の引き込み方がわかるようになってきました

その間、先生にも

「今は見直す時期。この間にどうしたら痛めた部分を使わずに

ポーズを深めていけるのかを探るチャンスだよ

そのためには、体のどこを使えばいいかを見つけることが出来れば

怪我が治った時に、すごく変化しているはずだから」

と励まして頂きながら

怪我の時期を過ごしてきました

 

正直、初めは思いっきり動けないし

痛いしでもんもんとしていましたが

 

その中でも、どうしたらこの痛みを緩和できるように動けるのかを

常に探しながらアーサナに取り組んでいました

その結果、先生の励ましのような結果が出始めているので

この怪我は、なるべくしてなったのだし

これは、私の通るべき通過点であったなと思っています

 

そもそも、何故こんな怪我をしたのかと言うと

先ほどなるべくしてと言ったことの意味が見えてきます

 

私は、見栄っ張りです 笑

これは認めましょう

そのために、出来ない自分が嫌でした

だから、ヨガをやるならアーサナは完成形を作りたいんです

という感覚で取り組んでいました

 

そうなると、体がどうなるか?

当時を振り返ると

まだまだ、お腹の引き込み引き揚げ、呼吸が

今よりも出来ていない状態でした

その状態で完成形をすると

体を無理やり使う事になり

一番柔軟性の高い部分を伸ばすような使い方になります

 

体の柔軟性や、お腹の引き込みが不十分なのは仕方ない事なのですが

大切なのは、それを受け入れて

今の自分に合ったポーズの形で止めておけるかどうかだと思います

 

例えば、私は

前屈の時に、足を伸ばした状態にしたかったんです

そうすると、踏む力でお腹を引き込むのではなく

足を伸ばして、お尻を突き出す形になります

そうなると、何処に負荷がかかるのかと言うと

お尻の外側です

恐らくその周辺の筋肉を無理に引っ張った為に

炎症が起きて、坐骨に神経が触り痛みに繋がったのではと思います

 

そうなると、怪我はアシュタンガヨガが原因ではなく

私の見栄っ張りな心が原因なのです^^;

 

怪我をしたことにより

もうその無理も出来なくなり

それでも続けるにはとなると

やり方は、必然的に今できる範囲でとなります

 

そうなると、膝もこれでもかというくらい曲げて

坐骨が痛くない状態での前屈になります

そこの時点で初めて

この状態から、お腹を使って引き上げる

足で踏んで押していく

という感覚がわかるようになり

何故先生がいつも

「膝を曲げたところから、踏み込んでお腹を引き込んで」

というのを強調していたのかが分かってきました

 

アシュタンガヨガは柔軟性があれば、ポーズは取りやすいのは事実です

ですが、それゆえに

使うべき場所を、使う事が学べない

という落とし穴もあり

その落とし穴にはまったままだと

フルプライマリーに入った途端

アームバランスの壁にぶちあたり挫折もしやすくなります

 

ここ最近

ヨガでも、心理学の方でも

この見栄っ張りな思考の癖で躓いていたとこが自覚できて

見直すチャンスを頂いております

今後の自分の成長が楽しみです

今は丁寧に見直すことを続けて、未来の自分に繋いでいこうと思います