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ヴェーダの祈りの勉強会&チャンティング練習会

対象者 ★☆☆ はじめてヴェーダ、ヴェーダーンタの教えに触れる方におすすめです。


2024年10月より、Medha Michika先生の『祈りの理論&サンスクリット語の祈りのことば』に収録されている、日々のお祈りのシュローカ(詩句)の練習&勉強会を開催しました。

祈りの理論&サンスクリット語の祈りのことば

初めてヴェーダの教えに触れる方、ヨーガ哲学の学びを深めたい方、サンスクリット語のチャンティング(詠唱)をこれから学んでみたい方などにおすすめの勉強会です。
アーサナヨガや座学クラスの経験の有無に関係なく、どなたでもご参加頂けます。

勉強会では、同テキストに収録されている11(+3)のシュローカを練習し、簡単な意味の解説などを見ていきます。

【練習予定のシュローカ】
・ガネーシャへの祈り
・サラッスヴァティーへの祈り
・先生への祈り
・文献の勉強の前にする祈り
・平和を願う祈り
・朝起きたときの祈り
・お風呂に入るときの祈り
・食事の前の祈り
・一日を通しての祈り
・就寝前の祈り
・祈りの最後に唱えるシュローカ

並行して、同書収録のコラムを読みながら、ヴェーダの教えの概要を学びたいと思います。

【コラム】
1:生まれてきた意味
2:幸せの意味
3:ヴェーダが教える幸せの意味
4:ヨーガの意味
5:人助けは自分の成長を助ける
6:思いやり、アヒムサー
7:祈りの作法と習慣

ヴェーダは「知識体」という意味のサンスクリット語で、「ダルマ」「イーシュワラ」など、バガヴァッドギーターやヨーガスートラの土台となる価値を教えています。
ヴェーダの結論部分がヴェーダーンタ、別名ウパニシャドと呼ばれます。

ヴェーダでは、日々の営みにおいて数多くの祈りが申しつけられています。
なぜ祈りを学ぶ必要があるのでしょう?

祈りによって、人智を超えた大きな存在(ヴェーダのいう「イーシュワラ」)に結果を委ねる態度が養われます。
祈り深くなるほど、人は自ずと「自分が結果を出す人」という傲慢さ、プレッシャーから自由になり、客観的、謙虚になります。
祈り深さと謙虚な態度によって、世界と調和した生き方(ダルマ)を選べるようになります。
そのような人が人間として成長した人、成熟した大人の考えを持つ人です。

「ここにある全てがイーシュワラ(神)である」というヴェーダの宇宙観を理解するためには、祈り深い生き方、全体と調和した生き方が不可欠です。
宇宙全体を司る法則として現われたイーシュワラを、「ダルマの法則」といいます。
ダルマ、イーシュワラと摩擦しながら、「全てが神です」と言うことはできません。
祈り深い生き方、全体と調和した生き方とは、ダルマに沿った生き方です。

祈り深くあるために、私たちは祈りを練習します。
ダルマの価値を学ぶことによって、日々の行いにおいてダルマを選べる考えの価値構造を整えていきます。

ヴェーダの教えを学ぶ入り口として、この勉強会をご活用頂ければ幸いです。

テキストは画面共有しますので、お手元にお持ちでなくても大丈夫ですが、今回扱う範囲以外も、伝統の教えが簡潔明瞭にまとめられた素晴らしい本ですので、是非全体を事前にご一読頂くことをおすすめします。

【開催概要】
日程:
2024年10月~2025年1月 全15回で開催

受講料:ドネーション

※ドネーションについては、こちらをご覧ください。

自分自身、学びの身であり、日々の家庭や社会でのカルマヨーガの実践で自分自身の未熟さと向き合う日々です。
「先生」というより、少し先に学んでいる「先輩」のような立ち位置で、学びをご一緒できれば嬉しく思います。
ヴェーダの知識が、勉強会を通して必要な方に届きますように。